接客マナー 医師
医師の接客で欠かせないこと
医師は、接客とは無縁。
医療行為は商業主義とは一線を画している。
医療行為は接客行為であるべきではない!
このように考える医師も実際に存在しています。
ただし、医療行為の現実を見れば、実際に患者さんからお金を受け取っているのです。
お金を支払う患者さんの立場からすれば、良質な医療行為に対して、気持ち良くお金を支払いたいものです。
それでは、患者さん側から見た良質な医療行為とはどういったものを指すのでしょうか?
まず、医学的に正しいこと。これは言わずもがなですね。
それから、患者に納得のいく説明をしていること。
患者の疑問はすべて解消していること。つまり医療行為に不信感のないこと。
同時に患者の言うことに、しっかりと耳を傾ける姿勢を維持していること。
おそらく、これらがしっかりと出来ていない開業医さんは、衰退していくはずです。
仮に医療費がゼロという状況においても、より良い医療を求める気持ちが変わることがありません。
医師の評判が即日で拡散される時代
先日、ある歯科医院にて歯にブリッジを取り付けた人の話を聞いたのですが、その人は、取り付け後に嚙み合わせが悪かったようなのです。
それを、その歯科医院の先生に申告したところ、「そんなはずはない!」の1点張りだったそうです。
それでも、いや・・・やっぱり合っていないと言うと、これ以上削るなら発注をし直さなければいけない!!などと言われたそうです。
また、顔の表情も嫌な気持ちにさせるもので、本当にがっかりして何なの?といった感じで呆れていました。
医療行為は信頼感が非常に重要です。
自分の身体に対する行為をする相手が、嫌な感じの顔でやっていたら、完全に信用を失ってしまいます。
誰も嫌々で、自分の身体を触って欲しくありません。
医師の場合、この信頼感喪失が与える影響は、非常に大きく取り返しのつかないものであることを自覚しなければなりません。
さらに、嫌な感じの対応を繰り返している医師というのは、口コミでしっかりと伝わっていくものです。
今はサイト上のメディア媒体だけでなく、ソーシャルサイト上でのコミュニケーションも活発になっているので、不誠実な対応は、即座に拡散される可能性があります。
医師であったとしても、しっかりと商売を意識しなければ、患者は一斉に離れていく時代になったと言ってよいでしょう。
社会全体としては、医療の質が向上することにつながるため、非常に良い傾向だと言う事もできます。
患者側としては、逆にしっかりと口コミやソーシャル上でのやり取りを活用し、質の低い治療を遠ざけるようにしたいところです。
そもそも本当に医師になりたかったのか?
すでに書いてきた接客としての医療行為は、意識せずに当たり前のように行っているという医師も非常に多いです。
それは、医師になりたいと心から思って、医師になった人たちが多いことを意味します。
その一方で、接客を意識するなんてことは、当たり前のように全然出来ないという医師もあります。
このような人に共通することは、医師という特権階級で働きたかったとか、親が医師なので、特になりたいと思っていたわけではないが、当たり前のように医師になったという人たちです。
学歴社会の上を目指すという意味で、医師になったという人もいることでしょう。
そのような人たちは、本当にその人生でよいのかという点を再考した方がよいのかもしれません。
人生そのものを後悔で埋め尽くすリスクを考えれば、一度立ち止まって考える価値がある内容だと思います。
もしかすると、自分らしく生きることができる別の道、充実した毎日を送ることが出来る別の道があるのかもしれません。
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(後追記)
学歴の権威が失われつつある今日、お金持ちだから医師になったという認識を持つ人が増えて、医師に対する敬意を持つ人も減っています。そういう時代の空気を読めている医師に患者は集まるはずです。
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