接客の原則ーGIVEの程度
接客におけるGIVEの程度と等価交換
接客業、または接客マナーにおける「GIVE」の程度は、どのような水準を維持するべきでしょうか?
商売をするときには、必ずお金のやり取りが付いてまわります。
お客様はお金を支払って、あなたの商品やサービスを購入することになるはずです。
この時、等価交換の水準は維持出来ているでしょうか?
以前、あるお店でウーロン茶を注文した際、ほとんどが氷なのでは??と感じた機会がありました。
小さな氷が、コップいっぱいに敷き詰められたウーロン茶が出てきたのです。
これは、等価交換という点ですら、お客様に提供出来ていないと思われます。
接客、商売において、等価交換という基準は絶対に守らなくてはいけません。
商売ではなく、単なる詐欺へとあなたの仕事が転落しないためです。
付け加えておくと、飲食業の接客マナーとして、飲食の量をチマチマとケチった料金設定にするべきではありません。
たとえば、インドカレー屋さんで、ナンがお替り無料であるにもかかわらず、カレーのルーがかなり少なくて、ナンをもう一枚食べるには絶対にルーを注文しなくてはならず、その上このルーがランチセット料金とほぼ変わらない。
これは、お客様を欺いていると言ってもよいと思います。
接客としてのGIVE
接客マナーにおいては、等価交換にさらにプラスアルファが必要です。
等価交換をしているだけでは、お客様はあなたのお店、あなたの商品やサービスに驚くことはありません。
この件は、あなたから購入しなくてもよいということにも直接的につながっていきます。
このような接客を日常的に行っているお店が、人気店になることはありません。
立地条件などが良くて短期的に流行っても、人気がなくなるのは時間の問題です。
接客マナーにおいて維持する必要のある「GIVE」の程度は、等価交換の上に更なるサービスを提供するレベルです。
これを実現するための努力を実際に行っているでしょうか?
商売における等価交換の考え方ですが、頂くお金から得られる純利益と同等のGIVEということになります。
ですが、この考え方ではダメだということです。
お客様第一主義の体現は、お客様が一番喜んでもらえる状態にするということです。そして、お客様に感動して頂くということになります。
これを利益配分の点からも考慮に入れて、等価交換を上回るサービスを提供する必要があるということです。
そして、これは継続的であり、また内容は変化に富んだものあることが望ましいです。
こういったことを意識せずとも自然にやっているお店は活気があって人気もあるものです。
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