接客の原則ー想定外
感じの良い空間、夢心地の中で起きる想定外
お客様へのGIVEの本質とは一体何なのでしょうか。
それは、お客様に受け取って頂いて、喜んで頂いて、はじめて価値あるものとなるということです。
つまり、お客様が喜ばない「GIVE」は「GIVE」ではないのです。
お客様への心からの思いやりと配慮が存在するということがお客様への「GIVE」の本質になります。
お客様と実際に何度も接していくうちに、次第にお客様は夢を現実世界に落とし込んでいくことになります。少しずつ夢が夢ではなくなってしまうのです。
常連のお客様になったと思ったら、なかなかその後が続かないという話は至るところで聞くものです。
そのときに考えるべきことが、この「GIVE」の本質なのです。
お客様が喜ばなくなった「GIVE」を続けていないか。
お客様に最初のときと同様に、喜んで頂けているのだろうか。
そういうことを考える必要があるのです。
その時のために、多くの変化を用意しておく必要があります。
ブランド商品では、毎年、季節ごとに色々な流行を取り入れた商品を提供していると思います。
ブランドショップでは高額な投資をしてこのようなことを行っているので当然、真似ることは出来ないのですが、学ぶべきことはあるものです。
変化を常に用意していること。
お客様が想定していなかったGIVEを、届けることが出来ること。
これらを考慮することで、お客様は常に飽きることなくお店に足を運んでくれるのです。
どのようなお店にもGIVEの伴った「変化」と「想定外」を考える必要があります。
飲食店などであれば、お客様に想定外のサービスもしやすいかもしれません。
ですが、どのようなお店であれ、色々な点に「変化」と「想定外」を加えることが出来るのです。
この部分で問われていることは、本当の意味で「GIVE」をしようとしているのか。口先だけのものではないのかという点です。
接客マナーの土台部分が偽装されていないか、本心からのものなのか?
この点が非常に重要なことになるのです。
この点が考慮され、夢の中で行われる良質な変化は、お客様の夢をさらに深く記憶の残るものへと導くことが可能になるのです。
夢の中で起こる良質な変化。
これこそが、お客様を圧倒的に引き付ける役割を果たします。
大切なことは、夢の中で起こらなければいけないという点です。
夢と良質な変化が掛け合わさると、非常に大きな力になるのです。
口先だけの接客術とは全く異なる、本物の接客マナーがそこにあるのです。
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