接客マナー お茶出し
お茶出しに関する基本的な知識を得ておきましょう。
お茶出しの接客マナー
以下の動画コンテンツが参考になります。
お茶出しに関しては基本的な知識を蓄えたら、後は実践で使っていくのみです。
お茶出しのマナーと考え方
さて、この時にお茶出しの現場で、社会の仕組みが見えてくることもあると思います。
それは、お茶を出す相手、お客様に対する姿勢です。
このお客様が自分たちよりも立場が上だとか、下だという点だけで、お茶を出したり出さなかったりする企業が沢山存在します。
お茶出しに関しては、このような立場に関係なくお茶を出すという姿勢が重要です。
事業を円滑に進めるためには、どのような関係先であっても、仕事の関係先である限りにおいては大切なパートナーです。
相手の立場の方が低いから、相手を低く扱うという姿勢は、お茶出しを皮切りにして、色々なところで表出します。
自分を低く扱われた場合においても、立場が低い相手側の人たちは、しっかりとした対応をしてくれることでしょう。
ですが、このような対応は会社に所属している建前として演じていることが多く、実際の気持ちと建前にズレが生じている場合が多いのです。
結果、時間が経つにつれて、事業にも影響を与えていきます。
全ての関係者に誠実に対応するという姿勢、心を込めて対応するという姿勢は、相手の対応にも影響するものです。
礼儀として、ビジネスにおける姿勢として、お茶出しは一つのシグナルになります。
また、どのような企業なのか見分けるポイントにもなり得るのです。
私がこれまで依頼された案件の中には、個人事業主のシステムエンジニアさんが数多く登録されているような企業もありましたが、このきっかけでこの企業に登録しているエンジニアの方々にヒアリングをさせて頂いたことがありました。
接客マナーについての認識などを含めて話を聞かせて頂いたのですが、その時に印象的だったものの一つが、面談先企業に行ったときに、どこが気になるかという質問に対する回答でした。
この質問がきっかけになって出てきたことは、面談時に多くの方々がある程度の判断を面談先企業に対して下しているという事実です。
実際に現場に行ってみないと分からない部分もあることも認められていましたが、経験を積まれた方ほど面談時に企業が表れると考えていました。
その中でも、面談の際に親切に対応頂いてお茶までしっかりと出して頂いた上に、一貫して低姿勢で個人事業主だからと言って上から見るような態度や雰囲気が全くない企業さんだと安心するし、協力しなければ!!という思いになるというのです。
このような話から個人事業主だからと言って扱いを低くしてしまえば、そのような対応が返ってくることが見えてきますし、逆にしっかりと対応すれば会社員では有り得ないような対応をしてくれることも想像ができます。
個人だと分かりやすいのですが、会社に所属するとこれが見えにくくなります。ですが、中身は同じ人間です。お茶出しは企業活動に直接的な影響を与えるシグナルになると思います。
お茶出しとお茶出しのマナーを通じて、接客マナーの背後にある「心のつながり」を見つめ直してみましょう。
それから、お茶出しを通じて企業としてのビジネスマインドを磨くように心がけましょう。
(後追記)
心構え一つで人間のパフォーマンスは大きく変わります。この心構えの部分に初対面の「お茶」が関係するなら、お茶は非常にコスパの良い投資はないのではないでしょうか。
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