接客時に感情がすぐに顔に出てしまう原因
感情がすぐに顔に出てしまい、お客様に不快な思いをさせてしまった。
どうすれば感情を顔に出さないで接客が出来るようになるのだろう?
接客業に従事している人の中には、このような思いを持つ人も多いはずです。
よく聞く対処として、感情コントロールや、休息を取るように気を配ったり、笑顔を維持するようにしたりというような対処療法的なものがあります。
ですが、私の経験上、このようなことをしていても時間が過ぎれば、このような人はまた元に戻ってしまいます。
そもそも、感情がすぐに顔に出る原因は何なのでしょうか?
それは、2点に絞ることが出来ます。
まず一つ目に、携わっている仕事に関する業務知識が、まだまだ不足していることが多いということです。
業務知識が不足しているため、不安に陥りやすく感情がすぐに顔に出てしまっているケースが多いのです。
それから二つ目に、「接客の原則」に対する認識不足、理解不足の状態で、接客を行っている場合に、感情が顔に出やすくなります。
当サイトでも接客マナーの前段として、接客の原則に関する記事を公開しています。
是非、そちらを参考にしてください。
感情がすぐに顔に出てしまう人に共通することは、まだまだ未熟な接客レベルにある場合が非常に多いです。
業務知識を徹底的に増やし、さらに接客の原則に関して、しっかりと認識を深め、さらに接客マナーについて学びを深めれば、感情がすぐに顔に出るようなことは無くなるはずです。
多くの場合、問題になっているのは、感情コントロールではありません。
多くの場合、業務知識の不足と、接客の原則(接客の心構え)に関する認識不足によって、感情がすぐに顔に出てしまっているのです。
勉強不足が原因です。
(後追記)
お客様に奉仕することが自分の使命であると思って仕事をしている人は、お客様の依頼で仕事が増えたとしても、全く表情を変えることはありません。
一方で、時間切り売り感覚で働いている仕事、やらされている気持ちを持ちながらする仕事では、お客様への奉仕心が無くなりやすく、仕事が増えると顔に不快感が出てしまう場合が多いです。
お客様に奉仕する気持ちを持てない仕事はするべきではありません。仕事は常に全身全霊で行うべきです。
これが出来なければ時間の切売りから抜け出すことは出来ないことが多いはずです。よって、時間をずっと切売りしている人、いつまでも接客を一人前に出来ない人は、いつまでも仕事が増えると嫌な顔をする仕事人生になります。
それは人間としても、とても不幸な生き方だと私は思います。基本的に一生懸命に仕事をすることが大切です。嫌なら辞めてくれた方が周囲の人のためなのです。
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