接客業の範囲について
接客業の範囲を限定しない方が良い
接客業の仕事といえば、通常はレストランやカフェなどのウエイターやウエイトレス、それからアパレル販売員を思い浮かべるのではないでしょうか。
ですが、接客の範囲というのは非常に広大です。
なぜでしょうか?
それは、お金のやり取りが発生する限りにおいて、多くの場合、お金を支払う方がお客様であり、逆にお金を受け取る方は、何らかの商品やサービスの提供者となるからです。
この観点だけで考えれば、経済社会で生きている人は常になんらかの接客業に従事していることになります。
研究職で常に研究ばかりしている人は、接客を意識しない人がほとんどだと思いますが、この研究も当然経済活動の利潤を求める活動が背景にあり、その先にはもちろんお客様があるはずです。
医師や看護師などの医療関係者についても、接客業とは捉えない風潮がありますが、実際には多額のお金を患者様から受け取る接客業という見方をすることができます。
お金を払っているにもかかわらず、偉そうに上から言われるくらいなら、他の医者を探したいという人は意外と多く存在すると思います。
独占的資格を保有している職業の人は、接客業とは捉えない風潮がありますが、このような人ももちろん接客業に従事していると考えてよいでしょう。
実際にこのような接客部分を改善することで、医師の中でも所得格差が大きく広がっている現実があります。
この事実は、接客について学ぶ必要があることを示しているものと思います。
医師の場合は、それが言葉を変えて、インフォームドコンセプトというもので出てきたのも、もうかなり昔の話になります。
そもそも患者側がお金を支払っているにもかかわらず、医師が上から目線を維持してきた背景には社会体制があったわけです。
今現在、多くの人たちがこの社会体制について明確に認識し始めていることもあり、医師の接客業化は確実に起こっていますし、今後、この傾向はさらに加速するものと思います。
お金の支払いと受け取りがある限り、医師も商売です。
商売であるならば、お客様を心地よくさせ、感動させ、希望を持たせることが必須事項になります。
この姿勢が欠落するほどに、正しいことを伝えたとしても、お客様は話を真剣に聞こうとしなくなってしまいます。
もし仮に、医師は商売ではないということにするのであれば、国民全員の医療費は無料にすることが必要になってきます。
接客というものは、お金のやり取りがある限り、色々な職業に共通していることです。
この点のマナー。つまり接客マナーをしっかりとおさえているかどうか。
この点が大きな人材価値の違いを生み出しています。
もし、接客について一流のものを身に付けたら、あなたは多くの地域、多くの国、どこへ行っても仕事に困ることはなくなるでしょう。
お金のやり取りがある場所では接客があるためです。
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